menuclear

卒業生・学生の声

Voices of graduates

関芳弘さん

関芳弘さん
衆議院議員 元環境副大臣
自民党副幹事長 環境部会長


経営学を真髄まで学び、国のために活かしたい。50歳目前にウェールズ大学院へ。

実は、MBAを取ろうと決めたのは、落選していた時です。銀行での仕事は、経営の知識を身につけるという意味で、非常に勉強になりました。身につけた知識を国家の経営にも活かしたい、そのためには、経営学を深く、徹底的に真髄のところまで学びたいと考え、MBAの取得を決めました。学校は、世界的なネットワークを持つところへと決めていました。とはいえ、海外に留学することはできませんでしたから、世界各国に分校を置いていて、日本でも学ぶことができる英国国立ウェールズ大学大学院は理想的な学校でした。講義では、英語の資料を扱うこともありましたが、日本語で講義を受けることが出来たので、より理解を深めることができたと考えています。クラスは、同期のメンバーに恵まれました。公認会計士や医師、薬剤師、大学の教授など、その世界の第一線で働いているプロフェッショナルな人たちがいて、忙しい時間をぬって彼らとディスカッションできたことは、私にとって貴重な経験となりました。


MBAを目指す人にアドバイス

大学院で学ぶなら、MBAが一番いいですよと言いたいですね。社会人として組織の中で生きていく上で、MBAという経営学を通じて、組織の作り方や組織運営の仕方を学ぶことは、非常にプラスになると思います。意外とそれがわかっていなくて、成功していない団体・組織がたくさんあるのではないでしょうか。国内の企業に目を向けると、素晴らしい技術や特許をたくさん持っているのに、活かせていない。その技術や特許を社会に広めて、ビジネスとして成功するような組織を作らなくてはいけないのに、研究者は研究や発明をするだけになってしまっています。そういう点で、見習いたいのはドイツです。人口は日本の2/3、GDPは3/4くらいなのですが、特許や眠れる技術を商品化する力が強く、優良企業といわれる会社が日本の8倍くらいあります。日本より小さい国に、なぜそのような力があるのかと言えば、やはり組織の使い方が上手いのだと感じています。また、人的ネットワークが広がることも魅力のひとつです。環境副大臣時代にフランス・パリのOECD環境大臣会合に参加したことがあります。世界各国の大臣や閣僚級の方々は、大体MBAや修士号・博士号を取得しているのですが、私がイギリスのMBAを取得しているということを知って、スムーズに交渉に入ることができました。ほかにも、ウェールズ大学院を出ているということで、イギリス大使館のレセプションに招待され、経済・インフラストラクチャー大臣と懇談する機会をいただいたり、いろいろ面白いつながりが増えてきています。将来的には、ウェールズ大学院の世界的なネットワークを活かして、政治・経済・文化など、皆で協力しながら、様々な分野で活躍できる体制を作っていきたいと思っています。