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英国MBAと米国MBAの違い

What is MBA

「英国MBAの質保証」

英国のビジネススクールにはQAA(Quality Assurance Agency for Higher Education: 高等教育質保証機構)に準拠した評価指標が存在しています。その評価指標に則り、講義科目も論文も主担当教員以外に2名の審査官が主担当の評価の妥当性を審査する仕組みが整っている点が挙げられます。英国の経営大学院はほぼ全て国立大学として、英国政府が上記QAAに基づき教育の質を厳重に管理しています。
当然、日本で展開しているウェールズ大学トリニティセントデイビッド(UWTSD)MBAプログラムについても同じ仕組みで運用されていて、英国本校からも定期監査を受けているため、講義内容や教員のレベルがしっかりと担保されています。
そしてその管理方法は、世界各国で展開されている全てのUWTSD MBAプログラムで統一されているため、教育品質の高さを保証することができます。 つまり、日本でUWTSDのMBAを取得することは、カナダや中国でUWTSDのMBAを取得することと同価値となります。

「英国MBAの高い世界評価」

英国MBAが優れている点として、一つは国別のビジネススクール教育水準にて、英国はスイスに次いで世界2位のレベルの高さである点が挙げられます。(世界3位はアメリカ、日本のビジネススクールはOECD平均以下です。)

*「内閣府 平成30年度 年次経済財政報告(経済財政政策担当大臣報告)、第2章 人生100年時代の人材と働き方、第2節 人生100年時代の人材育成、3 社会人の学び直し(リカレント教育)とキャリア・アップ」 より引用。

「英国MBAと米国MBAの比較」

英国のMBAは国立大学がほとんどであり、英国のビジネススクールにはQAA(Quality Assurance Agency for Higher Education: 高等教育質保証機構)に準拠した評価指標が存在しています。その評価指標に則り、講義科目も論文も主担当教員以外に2名の審査官が主担当の評価の妥当性を審査する仕組みが整っている点が挙げられます。
一方でアメリカのMBAは英国とは対照的で私立大学が中心となっています。そのため大学院の絶対数は多い一方で、カリキュラム等の品質を客観的に管理しづらくなり、どうしても大学ごとでレベルの開きが発生してしまう実態があります。

英国 米国
国立(Public)がメイン 私立(Private)がメイン
統一性 独自性
100校 4000校
ベーシックな科目構成 多様な科目構成
狭く深く 広く浅く
客観(2ndマークシステム等) 主観(担当教員に一任)
AMBA、QAA AACSB
修士論文あり 修士論文なし

英国大学について

イギリスのほとんどの大学では、国王からの設立勅許状(Royal Charter)により法人格と学位授与権を付与されている。そのため、法人化後の日本の国立大学に著しく近い高等教育機関と考えられている。そのため、大学間において共通の学修目標(Aim)、学修成果(Learning outcomes)、評価制度(Assessment)が存在している。

世界トップクラスの教育質保証(QAA)について

1997年に創設された英国高等教育質保証機構(QAA:Quality Assurance Agency) は、イギリス国内の大学教育における教育の質を適切に評価し保証するため、直観に頼らない評価枠組みを作っています。結果として、イギリスの大学の教育水準・学術的水準は全般的に高く世界的に評価されています。

日本の内閣府では図のように、各国ビジネススクールの質を示しています。
英国の質が世界的にみてトップクラスに位置することが分かります。
そのため、文部科学省はQAAの評価方法や学位プログラムの設計、資格枠組みの設計などを参考にして大学のガイドラインを作成しています。

*図は「内閣府 平成30年度 年次経済財政報告(経済財政政策担当大臣報告)、第2章 人生100年時代の人材と働き方、第2節 人生100年時代の人材育成、3 社会人の学び直し(リカレント教育)とキャリア・アップ」 より引用。

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