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企業インタビュー

Interview

株式会社タウ 人事部長 川上 大地さん

株式会社タウ 人事部長 川上 大地さん

「会社の未来を背負う社員にビジネスの"原理原則"と"人間力"を。」株式会社タウの、MBA取得で進める人的資本経営。


株式会社タウ 人事部長 川上大地 氏



会社で社員のMBA取得を推奨している株式会社タウ。 MBAを推奨している理由、実際にMBAを取得した社員からの反応と変化について、人事部の川上大地さんにお話を聞きました。



社員にMBAの取得を推奨する理由

当社は現会長である原田が1996年に立ち上げた会社ですが、当時採用いただいた我々とは親子ほども年の差があり、 それ以上にビジネスパーソンとして築き上げてきた知識と経験、人間力に大きな差がありました。 会長からはビジネスにおける原理原則やスピリットとともに、人としてどうあるべきかという人間性の指導をいただいてきましたが、 未来のタウを背負う我々にとって、ビジネス界の共通言語であるMBAを体系的に学ぶことが重要と考えたため、 2004年より取締役、執行役員から順番に受講を開始しました。



ウェールズ大学トリニティセントデイビッド(UWTSD)のMBAを選んだ理由

何校か比較検討しましたが、カリキュラム内容と講師陣の豊富さを見て決めました。 講義はワークショップが多く、ただレクチャーを受けるだけではなくて、実践的なスキルが身に付くところが魅力的でした。 また、異業種・異業界の方が参加されており、そこで得る人脈や情報が受講者の成長にもつながると思いました。



受講者からの反応

"同じクラスで学んだ同期学生の意識の高さに刺激を受けた"、"様々なバックグランドの方達と議論する中で、視点・視野・視座が広がった"など、MBAの受講にポジティブな反応を得ることができました。



MBAを取得した社員の変化

活動がより緻密で戦略的になり、判断も短絡的なものではなく、長期的な当社のビジョン、事業計画を踏まえたものになったと感じます。 また、それ以上に、MBAの受講を通じて様々な業界の優秀な方達と触れ合い、 切磋琢磨したことで、社外のどんな人物とも臆することなく、堂々と渡り合えるようになったと感じています。



MBAホルダーに期待すること

ビジネスの原理原則を身に付けることはもちろんですが、受講を通じた人脈の形成、その中で様々な価値観に触れて広い視野を養い、 人間的に成長することを期待しています。 また、取得後にはそこで得たものを社員の指導育成を通じて社内に還元し、当社の人材力の底上げに尽力いただきたいと考えています。



メッセージ

当社は、本来であれば産業廃棄物として処理され、膨大な汚染物質を排出する可能性のあった損害車を再生、もしくは資源として活用し、世界規模で循環型社会に貢献することを目指している企業です。ともすれば負のイメージが付きまとう「損害車」という商材を取り扱う事業であることから、当社のビジョンを正しく世界に広げていくために、当社は創業当時より「常に誠実であれ」をモットーに、社員教育やCSR活動に惜しみのない投資を行ってきました。MBAの受講もその一環であり、ビジネスのあるべき姿を学び、当社の事業を通じて世の中に還元していくことで、社会に貢献していきたいと考えています。