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卒業生・学生の声

Voices of graduates

立花健作さん

立花健作さん
立花健作さん
社会福祉法人サンヒルズふくち会 
施設長

※掲載当時の経歴です

MBAの学びで培った理論と原理原則を自法人の経営に照らし合わせながら
活用できる力が身に付いた

Q.UWTSD MBAプログラムを選ばれた理由や決め手について教えてください。
MBA入学を志した当時、世間はコロナ禍によるステイホーム真っ只中のため、通学による学びは非常に厳しい状況にありました。そうしたなか、UWTSD MBAプログラムでは、英国MBAの学びから取得までをオンラインで完結できる点は大きな魅力であり、このことが入学の大きな決め手となりました。



Q.UWTSD MBAプログラムで学んで最も価値があったと感じる経験や学びは何ですか?  
やはり最初に挙げるべきは、MBAの集大成とも言える卒業論文の執筆であります。卒業論文の執筆においては、UWTSD MBAプログラムでの学びにより知り得た知識と理論等を最大限に活用すると共に、自己の深い分析力・考察力を同時に問わることも多く、大変貴重な経験となりました。

次に挙げられるのは、講義内外における多様なバックグランドを持つ他学生とのディスカッション、そして、各講義で出される課題に対するグループワークでの取り組みです。これらでは、他学生との実践的な議論や協働を通じて一つの答えにまとめ上げる作業が必要でしたが、この経験によって、多角的な視野と問題解決できる能力を高めることができたと思います。


Q.MBA取得後、ご自身の考え方やビジネスへの姿勢にどのような変化がありましたか?  
MBAの学びで培った理論や原理原則を、自法人に照らし合わせながら経営できる力が身に付きました。特に、MBAの学びによって経営における「引き出し」が増えたことで、物事を色々な角度から俯瞰的して見れるようになったと感じます。


Q.MBA取得によって、キャリアにどのような具体的な変化や成果がありましたか?  
MBA取得によって、他職員からの施設長としての信頼が高まったと感じます。その大きな理由は、他職員の抱える業務上の課題を私自身も彼らの立場になって一緒に考え、課題に対する具体的な解決方法を明示できるようになったからだと考えます。
  


Q.UWTSD MBAで学んだ知識やスキルを、現在の職場でどのように活かしていますか? 
社会福祉法人の経営に携わるなかで、毎月、税理士からの月次報告として上がってくる自法人の財務諸表を読み解き、今の経営状況を把握する業務があります。その点において、ファイナンス講義を受講したことにより、財務諸表を深く読み解く知識とスキルが備わり、現在の業務に活きていると感じます。
 


Q.MBA取得後の今後のキャリア目標や挑戦したいことについて教えてください。
現在、福祉・介護の業界では、介護士の担い手不足によるマンパワー不足、そして過酷労働の割に低賃金であること等、多くの課題を抱えております。その一方で、日常に不安や課題を抱える児童・障碍者・高齢者にとって、介護士の存在と役割はとても重要であると考えます。今後、これら課題の解決に努めながら、児童・障碍者・高齢者のすべての人たちが、住み慣れた場所や地域で安心して暮らしていけるお手伝いをさせていただきたいと考えております。


2025年6月