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コラム

MBA column

MBA授業レポート ~ファイナンスによる事業改革~


ウェールズ大学トリニティ・セント・デイビッドMBAプログラムで、2021年10月よりスタートした、「ファイナンス・マネジメント」の授業をご紹介します。

ファイナンス/ファイナンスによる事業改革

photo-1499750310107-5fef28a66643.jpgファイナンスクラスも全15回中12回目。

今回は評価課題となるプレゼン前の事前プレゼンの発表会です。半年前まで「ファイナンスの基礎知識も自信がない」と吐露していた学生も、この授業の5分間の発表に合わせてまとめ上げてきました。企業分析、業界課題、M&A提案、シナジー効果を数字で説明して、自身の発表を進めていきますが、発表者もそのプレゼンの作成を通して、自分の仕事につながる学びを身に着けてきています。MBAのクラスはファイナンスが専門職の学生もいれば、仕事では全く触れてこなかった学生もいます。それぞれが自分のビジネスに使えるよう、少しだけ、背伸びレベルの成長を積み重ねることで、MBAを体得していきます。


苦手意識を持つ学生も多いこのファイナンスクラスは、ビジネスを数字で語るための練習の場です。マーケティング施策は勿論、人事施策、ブランディング等も最終的には全て数字で説明する、数字化することがファイナンスを学ぶ目的であり、知識を習得して終わり、ではなく、実戦で使える考え方を身に着け実践に活かすのが、このMBAプログラムの学びです。そのため、半年間という長い期間をかけて各科目の学びを掘り下げていきます。時代が変わっても対応できる「考える力」を身に着けられるMBAプログラムなのです。