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コラム

MBA column

MBAを学ぶ理由:Ⅱ マーケティング・心理

ビジネススクールや専門職大学院では、オーソドックスな言い方をすれば、経営資源であるヒト・モノ・カネ・情報にかかわるテーマを体系的に学びます。その知識をベースに、実務的な経営戦略を学ぶのがMBAです。基本的な科目構成は、世界レベルでほぼ標準化されています。

ヒューマンアカデミービジネススクール(HABS)では、科目単位で受講できる公開講座「MBA Essentials」を定期開催しています。今回は「MBA Essentials」の科目カテゴリである『Ⅱ マーケティング・心理』で学ぶ「マーケティング」について、触れていきたいと思います。

■ about Marketing

買い物の場面で、どちらを買おうか迷った結果、一つの商品を選び購入した時、その決め手となるものは何でしょうか。もしそれが他の消費者にも当てはまるのであれば、そのベネフィットはマーケティングです。「いつも買っているものより安い商品が出たけれど、使い慣れている今まで通りの商品にしよう。」と思ったとしたら、これは習熟効果による価格弾力性というもので、これもマーケティングです。

私たちはあるマーケティングの世界の中に生きています。どのような職業や立場であっても、マーケティングは生活シーンで学ぶことができる数少ない学問です。マーケティングを知るということは、人の心理と行動を読むということであり、時代のニーズを創造することに繋がります。マーケティングの知識は、理解の幅と深さとスピードを与えてくれます。そして今、マーケティングはデジタルの時代に入り、アナログとデジタルの両面で、購買行動やブランド認知を見ていかなくてはなりません。それは刻刻と変化します。

変化は楽しいものです。変化にいち早く気付き、ニーズを創造するもの、それがマーケティングです。

文責:HABSパブリッシング