ウェールズ大学トリニティ・セント・デイビッドMBAプログラムで、2021年10月よりスタートした、「ファイナンス・マネジメント」の授業をご紹介します。
自身で集めた情報から、数字を組み込み
グループディスカッションで考察を深めていく学び

第5回の授業では、企業価値を見る指標であるCAPM、EBITDAなどを使用して実際の企業価値を測りました。現在主流となっているM&Aについて、出された課題に対し、生徒たちはM&Aありきでのそれぞれの回答を準備していましたが、それら指標の計算だけでなく、数値で見える部分と見えない部分の企業価値から、本当に買収する必要があるのかを疑い、どの条件であればそれぞれのバリューを最大に出せるのか、他の手段がまったくないのか、という視点を先生から導かれ、その先生の言葉を一言も聞き逃さないよう、授業を受ける生徒たちは熱心に聞き入っていました。