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コラム

MBA column

MBA授業レポート ~ファイナンス/ビジネスレポートの作成方法~


ウェールズ大学トリニティ・セント・デイビッドMBAプログラムで、2021年10月よりスタートした、「ファイナンス・マネジメント」の授業をご紹介します。

レポート作成の観点から学ぶビジネスの実践での活かし方

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ファイナンス第7回目の講義は、レポート課題の提出に向けてレポートの書き方を通じて実際のビジネスに活用できる考え方および手法を学びました。英国式のレポート課題は学術論文と同じくアカデミックな形式での提出が求められます。アカデミック形式は一見、堅苦しく、実践では使えないと感じる方もいますが、その実態は自分の考え方を如何に整理して、相手に伝えるかというビジネスの実践の場で求められる要素が含まれています。第6回までに学んだファインナス知識を活用し、自分の考えを市場情報を集めて整理し、ファイナンス分析を行い、相手に伝わるようにまとめる。当たり前の流れに感じますが、決してビジネスレポート作成するというレベルではなく、学術論文のレベルに仕上げることで新規性、有効性、信用性を担保して伝えるということの重要性を学ぶ機会となりました。


先生からの指導も「何を伝えたいのか」「その根拠は」「その情報提示は」と実際のビジネス上での指導と似た流れとなりました。アカデミックは実践に使えないではなく、アカデミックな形式を通じてビジネスの実践に使える考え方を学んでいく。

UWTSDのMBAプログラムの特徴である「考える力」を学ぶ講義となりました。